インドでヨガインストラクター資格を取る魅力

インド留学は「格安でヨガインストラクター資格を取りたい」「ヨガの本場インドで学びたい」と考えている方におすすめです。ハワイ留学と比べても料金が安いのが魅力ですが、その一方でインドの治安が気になっていませんか?まずはインド留学の魅力をお伝えします。

20万円程度で安い、ツアーなら30万円

インドでヨガインストラクター養成講座を利用する一番の魅力は、価格が安いことです。ハワイで講座を受けると50万円程度かかるところを、インドなら20万円で済んでしまいます。日本のツアー会社を通したとしても最大で30万円のため、安くヨガインストラクター養成講座を受けたい方に、インドはおすすめです。

日本語スタッフや日本語通訳対応で安心

インドでヨガを学ぶ場合は、基本英語対応です。しかしインドのヨガスクールの中には日本人向けプログラムがあるため、日本語スタッフ・日本語通訳があります。語学に不安がある方でも、インドなら安心して行けるでしょう。通訳は講座料と別料金のスクールもあれば、通訳が無料のスクールもあります。

スピリチュアルの面も学べる

今から数千年以上も前にはじまったとされるインド伝統的なヨガは、スピリチュアルな面を重視しています。スピリチュアルとは、魂や霊性に関することです。日本でも最近ではスピリチュアルな面に興味を持つ人も増えているようです。魂に向き合いたい方はインドのヨガをおすすめします。

ヨガ留学の場所なら治安がよく安心

インドと聞くと治安の悪さを心配される方もいるかもしれません。確かにインドは場所によって、女性が一人で出歩くと危険なところもあります。しかしヨガ留学の地の多くは、治安がよく安心です。インド旅行をしたくても治安が心配でできなかった人にも、ヨガを利用したインド留学はおすすめです。

インド留学で学べる内容

インドで学べる伝統的なヨガは、2つのタイプがあります。アシュタンガヨガ、ハタヨガの2つが学べるのが魅力です。

リラックスに役立つアシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは、インドで生まれました。ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」には、呼吸法「八支則」がまとめられています。八支則の呼吸法をもとに連続したポーズをとっていくのが、アシュタンガヨガです。ポーズの順番が決まっているため、集中力が高まりストレス解消に活用されています。また運動量も多く、ダイエットにも有効です。

呼吸法や浄化を学べるハタヨガ

ハタヨガができたのは、10世紀~13世紀のインドだといわれています。3大教本をもとにさまざまな流派ができあがりました。アシュタンガヨガもそのひとつです。ハタヨガは、ポーズと呼吸法を組み合わせ集中力アップに使えます。運動量が激しくなく、幅広い人でも取り入れることができるヨガです。

資格取得におすすめインドの街

インドで学ぶヨガインストラクター養成講座は、北インドまたは南インドの2か所があります。どの地域で学ぶかによって、気候や環境も変わってきます。

海辺にある街プリ―

プリ―は、インド洋に面しています。インドでもあまり知られていませんが、都市部と比べて穏やかで治安のよい場所です。海に近いため魚介類が豊富で、ビーチでの散策も楽しめます。プリ―には、日本人が経営するサンタナグループがあり、日本人が利用しやすいのが魅力です。

ヨガの聖地リシュケシュ

リシュケシュは、ヨガの聖地ともいわれる街です。北インドに位置し、ガンジス川上流に近いため、川が綺麗なのが魅力です。ガンジス川の近くには、アシュラムと呼ばれるヨガ学校が多く点在しています。治安のよさも魅力で、世界各国の女性もヨガを学びにきています。

美しいリゾート地ケララ

南インドの暖かい気候を選びたい方には、ケララ州がおすすめです。ヤシの木が並ぶビーチがあり、リゾート地としても知られています。街並みがヨーロッパに似ており、インドとは違う雰囲気が魅力です。アーユルヴェーダ発祥の地でもあり、ヨガと合わせて学びたい方に人気があります。

RYT200が取れるおすすめ講座3選

インドでヨガインストラクター養成講座を受けたい方向けに、3つの講座を紹介します。日本語対応の講座をまとめてみました。

インドサンタナ


サンタナグループは、プリーをはじめとするインドの地に日本人が利用しやすい宿泊施設などを提供してきた会社です。そのひとつがプリーにある、RYT200取得プランです。講座は日本語スタッフや通訳者がいるため安心して受けられます。

費用には、宿泊・朝食・資格証明書発行費用が含まれています。日本語通訳も含まれているプランです。宿泊施設は、ホテルやロッジから選べます。施設には50~200円くらいで食事が提供されるレストランも併設しています。

団体名 インドサンタナグループ
講座名 全米ヨガアライアンス-RYT200-資格取得コース
資格 RYT200
期間 45日間
費用 22万8,000円~
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費込

YOGAVINI(ヨガビニ)


北インドのリシュケシュにある、アシュラムです。代表者が日本語を話せるため、日本語通訳の費用がかかりません。ガンジス川のほとりでのヨガが魅力で、自然が豊かな場所です。

講座では、アーサナ・呼吸法と瞑想・ヨガの哲学・解剖学と生理学・クリヤ・指導法を学びます。最後の試験に合格すると、RYT200を取得できます。内容はインド文化を尊重したもので、受講中はネットを制限し、ヘルシーなインド伝統料理を2食とる生活です。

団体名 ヨガビニ
講座名 ヨガ留学 インストラクター養成コース(RYT200)
資格 RYT200
期間 30日間
費用 16万4,000円
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費込

Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィディヤ ピータム)


ヨーギーから学ぶ、インドの本格的なヨガスクールです。少人数制で一人ひとりへの指導がいきわたりやすく、初心者でも安心でしょう。100%ベジタリアンフードで、辛みの少ないヨーガに適した食事を取り入れています。

全クラス日本語通訳付き、通訳は別料金です。スクールがあるのは南インドの田舎町、ケララ州です。のどかな雰囲気と、美しいビーチが魅力です。講座費用は約19万円からで、日本語サポートが必要な方は約10円加算されます。

団体名 アールシャ ヨーガ ヴィディヤ ピータム
講座名 全米ヨガアライアンス正式認定校RYT200養成講座
資格 RYT200
期間 1ヶ月
費用 1,550EUR・1,750EUR、日本語サポート900EUR
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費込

インドでヨガインストラクター養成講座を受ける際の注意点

インドは日本とは異なる環境のため、渡航前に確認しておきたいことがあります。自分がインド留学に向いているか確認しておきましょう。

インドのティーチャートレイ―ニングの多くは英語での授業

インドでのティーチャートレーニングの多くは、講師が英語を話します。日本語対応のスクールの場合は、別途日本語通訳がつくと考えておいてください。またインド人の英語は独特の訛りがあります。ある程度の英語に慣れている方でも、理解しにくいかもしれません。語学に不安がある方は、日本語通訳があるスクールを選びましょう。

インドでヨガを学ぶアシュラムを知っておこう

インドにあるヨガスクールは、アシュラムと呼びます。日本語でいうと「ヨガの道場」で、お寺でヨガを学ぶようなイメージです。アシュラムは1日がヨガ漬けで、ヨガの思想をもととした生活スタイルまで学んでいきます。朝も早く規則正しい生活を送るため、生活を見直す気持ちで参加するとよいでしょう。日本の喧騒から抜け出し、心も体もリフレッシュされる方も多いようです。

インドでの食事は味を変えたカレー

インドの食事はカレーが基本です。具材や味付けを変えてカレーを食べるほど、毎日カレーになると考えておきましょう。スクールによっては、もぎたてのフルーツや、辛さの抑えたベジタリアンフードが出ることもあります。野菜たっぷりのメニューを食べると食が見直され、1ヶ月のうちに体重が落ちる方も多いようです。

インドの規律を守り肌の露出を控えること

伝統的なインドのヨガスクールは、肌を大きく露出するのは禁物です。透ける素材の衣類も着られないため、服装には注意しましょう。

6~8月の雨季は湿気が多い

インドは雨期になると、雨が非常に多いです。とくに6月~8月は雨が多く、寝具や衣類が湿っぽくなることもあります。過ごしやすい時期で選ぶなら、9月~3月までがベストシーズンです。暑すぎる時期は、ヨガ講座がおこなわれていません。

ヨガレッスンの前に鼻洗浄があり

インドのヨガスクールでは、鼻洗浄があるところが多いです。朝起きたらまずは、鼻洗浄をしましょう。最初は慣れませんが、風邪予防にもおすすめです。

インドビザを自分で取得しておくこと

日本人がインドに渡航する場合は、ビザの取得が必要です。インド大使館やインド領事館に行って、渡航前まで取得しておきましょう。スクールでビザの取得を代行していない場合が多く、自分で手続きしてください。

水道環境が悪く電気が止まる地域も多い

インドは、日本と比べて生活環境が整っていない地域も多いです。日本のような衛生的な水道水がたっぷり出て、電気が普通に使える環境ではありません。インドの生活は多少不便はありますが、日本人の方も数日で慣れる方が多いようです。

おすすめのインド観光

ヨガインストラクター養成講座を受けにインドへ行くなら、合わせて観光も楽しみましょう。

ガンジス川でのラフティング

リシュケシュのガンジス川はとても綺麗で、ライフティングも楽しめます。ところどころ急流もありますが、それほど激しくないので初心者にもおすすめです。

インドのお祭りに参加する

インドの春には「ホーリー」という色をかけあうお祭りがあります。また「ラタ・ヤットラ」という、ジャガンナート寺院のお祭りでは、大きな山車が登場するため迫力があります。

大理石が美しいタージ・マハル

インドといえば、大理石が美しいタージ・マハルも見逃せません。世界遺産にもなっているため、写真撮影をして楽しんでみましょう。

まとめ

インドで学ぶヨガインストラクター養成講座は、本場ヨガが学べます。講座費用も格安のプランが多く、日本でRYT200を取るとなると50万円前後かかるため、費用を節約できるでしょう。日本でRYT200を取る費用を考えたら、1ヶ月じっくりインドの文化に浸かってみるのもおすすめです。