バンコクで取得できるRYT200について

バンコクでヨガインストラクター資格を取る場合、代表的な資格はRYT200です。国際的に認知されているため、世界各国や日本で活躍したい方に人気があります。

世界に通用するヨガの知識が身につく

RYT200は、全米ヨガアライアンスによる資格です。全米ヨガアライアンスは、90年代にアメリカで誕生しました。今まで世界基準となるヨガインストラクター資格はなく、クオリティの高い全米ヨガアライアンスは、ひとつの基準として利用されています。

RYT200は、世界でも知名度の高い資格です。資格取得には、認定校で200時間の講座を受ける必要があります。200時間のうち180時間は、講師による直接指導が必要です。タイのバンコクでもRYT200が取得できる講座が幾つかあります。

バンコクでは日本人向け講座がある

数は少ないですが、バンコクで受けられる講座の中には、日本人向け講座があります。日本人の講師に対応するスクールや、日本語通訳に対応するところで利用できます。タイでヨガを学ぶとすれば英語が必須となるため、語学に不安がある方は日本語対応のスクールを選びましょう。

日本でRYT200を取るよりタイはリーズナブル

日本でRYT200を取得するとなると、50万円前後はかかります。一方でタイのRYT200養成講座は30万円前後です。もちろんタイへの渡航費用、宿泊費、食費、生活費は考慮しなければなりませんが、総額で考えてもタイの講座はリーズナブルです。

タイ独自のヨガ「ルーシーダットン」

タイでヨガを学びたい方は、タイ独自の健康法「ルーシーダットン」のヨガにも注目してみましょう。本場タイで技術を学び、日本で講師として活躍することもできます。

ダイエット法としても人気のヨガ

ルーシーダットンのはじまりは古く、2500年前にお釈迦様の主治医がはじめたとされています。「ルーシー」は仙人、「ダッ」は整える、「トン」は自分という意味です。つまり仙人たちが修行の中で身体を整えるために、ルーシーダットンを使いました。

ルーシーダットンは、独自の呼吸法とポーズが特徴的です。筋力アップ、血流改善にもよく、代謝を高めてダイエット効果も期待できます。ルーシーダットンのポーズは優しいものが多く、ヨガ初心者にもおすすめです。

コース受講終了で修了証がもらえる

ルーシーダットンに公的な資格はなく、講座を修了すると終了証がもらえます。修了証を持っていれば、基本的な技術を学んだ者として、スクールで教えることも可能です。ルーシーダットンを本場タイで学び、日本に持ち帰って指導者として活躍してみましょう。

タイのおすすめヨガインストラクター養成講座4選

タイでは、バンコクやチェンマイでヨガインストラクター養成講座が利用できます。RYT200の取得講座もあれば、ルーシーダットンを学ぶ講座も選べます。

チェンマイのLEK LEK YOGA(レックレックヨガ)


レックレックヨガは、チェンマイにある日本語対応のヨガスクールです。講師が日本人のため、日本人の生徒さんも多く利用されています。施設には古民家を改装したゲストハウスもあり、宿泊施設とスタジオが近いのが魅力です。

講座は、それぞれ6日間の1部・2部・3部と分かれており、それぞれ別々に受講もできます。RYT200を取得したい方は3部まで受けてください。

団体名 レックレックヨガ
講座名 全米ヨガアライアンス認定RYT200 teacher training
資格 RYT200
期間 3週間
費用 38万円
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費込

Empower Yoga Studio(エンパワーヨガスタジオ)


バンコクにあるヨガスタジオです。RTY200の講座は、1ヶ月で学んでいきます。使われている言語は、英語とタイ語の2か国語です。日本語対応のスクールではないため、英語でヨガを学びたい方におすすめします。

講座では、ヨガの理論からアーサナ、プラナヤマを安全に練習する方法も学びます。地元の人が1ヶ月かけてRYT200を学ぶためのスクールのため、宿泊施設はありません。渡航者は自分で宿を取りバンコクでRYT200を取得しましょう。またタイに住んでいる日本人にもおすすめのスクールです。

団体名 エンパワーヨガスタジオ
講座名 認定ヨガアライアンスUSA登録RYT200バンコクタイ
資格 RYT200
期間 1ヶ月
費用 8,000バーツ
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費別

バンコクで取得できるSANSEED


バンコクにある日本人向けのヨガスタジオです。講師は日本人のため、英語が話せない方でも安心です。RYT200講座は、バンコクにお住いの日本人が利用しやすく、週1のゆっくりペースでも、短期間ででも講座を受けることができます。

旅行者が短期でRYT200を取得する場合は、必要に応じて開講されます。RYT200講座は、未経験者のビギナーコース・一般向けのベーシックコース・上級者のアドバンスコースと3つのプログラムから選べます。日本円でのお支払いは54,250円~322,000円が目安です。

団体名 SANSEED
講座名 全米ヨガアライアンス認定RYT200SANSEEDの養成コース
資格 RYT200
期間 1ヶ月
費用 15,500~92,000バーツ
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費別

サイアム・ヘルス・カルチャーセンター


バンコクにある、ルーシーダットンが学べるカルチャースクールです。日本語にも対応しているため、英語が話せない方でも安心です。タイ在住者向けスクールのため、日本から渡航し受講する場合は、別途宿を自分で取ってください。

講座は、15時間の基礎コースと、20時間の上級コースがあります。それぞれ1週間で技術を習得できます。講座を修了すると修了証が発行され、さらにタイ古式マッサージやスリムマッサージも学べるスクールです。

団体名 サイアム・ヘルス・カルチャーセンター
講座名 ルーシーダットン
資格 ルーシーダットン
期間 1週間
費用 要問合せ
渡航費、滞在費 渡航費別、滞在費別

バンコク渡航前にチェックしたいこと

タイでヨガインストラクター養成講座を受けるなら、渡航費やスケジュールを確認しておきましょう。渡航中にかかる総額で考えると安心です。

バンコクの渡航費は3~7万円必要

バンコクへの渡航費用は、3~7万円程度かかります。LCCを使用すれば、6~7万円が相場です。日本からの直行便より乗り継ぎがお手頃で、3万円程度まで下げられます。大手航空会社では、10万円くらいかかると考えましょう。

どこの国でもそうですが、年末年始や夏季休暇など長期の休みの時期はチケットが高騰します。連休を避けるか、平日を狙って航空券を取ると安く渡航できます。GW明けからタイは気温が上昇するため、3万円程度まで下がることがあります。

講座は短期集中のためスケジュールはハードなことが多い

RYT200は200時間の受講が必要です。1ヶ月で学ぶとなると、1日のスケジュールはハードになることが多いです。たとえば朝6時に起床してから、21時までトレーニングや座学に費やすスクールもあります。1ヶ月の講座では、毎日がヨガ漬けになると考えてください。

タイにあるバンコクやチェンマイの特徴

タイでヨガを学ぶなら、バンコク・チェンマイの2か所があります。それぞれの気候や、治安、観光など特徴をチェックしておきましょう。

バンコク

バンコクは、タイの首都で日本人の旅行先としても人気です。市内にはビルが立ち並び、ショッピングセンターがあり買い物も楽しめます。バンコクは気温が高い地域で、乾季の11月~3月は日本人でも過ごしやすいでしょう。バンコクで有名な観光地は、ワット・プラ・ケオ、ワット・ポー、ワット・アルンの三大寺院です。

バンコクの治安は、日本に比べると悪いですが、場所を選べば治安はいいです。気を付けたいのが、観光客向けの詐欺です。ヨガ受講以外に観光を楽しむなら、外国で気を付ける基本的な対応を心がけてください。

チェンマイ

チェンマイは、タイの北部に位置します。コンパクトな街並みが特徴的で、寺院が多い場所としても知られています。周囲は山に囲まれており、日中は非常に暑くなるため、渡航時期には注意が必要です。バンコクとも雰囲気が似ている地域で、買い物も楽しめます。宿が手ごろな値段で、RYT200取得向けのロングスティにも便利な街です。

タイでヨガインストラクター養成講座を取る方のよくある質問

タイでヨガインストラクター養成講座を受ける人によくある質問をまとめてみました。はじめてタイに行く方は、注意点を確認しておきましょう。

初心者でもヨガインストラクターを目指せますか?

RYT200講座を受けるといいのは、ヨガ歴半年以上の方です。ヨガの基礎知識がない方は、渡航前に本やDVDで学んでおきましょう。1ヶ月でRYT200講座を進めていくとスピードが速く、基礎知識があったほうが講座についていきやすいです。

身体が硬い人でもヨガはできますか?

身体が硬い人であっても、RYT200講座を受けられます。講座を進めていくうちに身体は柔らかくなっていくため、心配しなくても大丈夫です。またヨガインストラクターの素質は、ポーズが上手いのではなく、指導方法が丁寧だったりわかりやすかったりすることです。身体の硬さに左右されるものではありません。

タイで利用できる短時間のワークショップはありますか?

タイには、短期間でヨガを体験できるリトリートがあります。いきなり長期間かけて資格取得を目指すのが不安な方は、リトリートから体験してみましょう。

タイは女性一人でも行くことができますか?

日本語対応のヨガインストラクター養成講座であれば、日常生活の相談もできます。スクールの施設に宿泊すれば、日本語に対応できて生活にも困らないでしょう。タイは日本女性が一人で訪れる場合もあります。女性が好むスパ、マッサージなども人気です。

朝ヨガが参加できるワット・ポーとは何ですか?

バンコクでは、寺院でルーシーダットン教室の朝活が開かれていることがあります。ヨガを無料で体験できると人気なのが、ワット・ポーの境内です。ワット・ポーはタイ式マッサージの総本山としても知られており、100バーツの拝観料を払って入場します。朝活は誰でも参加OKで気軽にヨガが楽しめるでしょう。

まとめ

タイのバンコクやチェンマイには、ヨガが習えるスクールが多数あります。日本語OKで長期滞在に対応するスクールは少ないですが、日本でRYT200を取得するよりリーズナブルです。タイで資格を取ってみたい方は、紹介したスクールを比較してみてください。