ヨガインストラクターの資格を自宅で取りたい人の特徴
ヨガインストラクターの資格は、自宅でも取得が可能です。取得できる資格は民間団体のものです。ヨガインストラクター資格で代表的な民間団体の資格はRYT200ですが、RYT200は自宅で取得はできません。RYT200以外の資格を目指す方に、自宅で勉強する方法がおすすめです。自宅でヨガインストラクターの資格取得を目指す方は、次のような特徴があります。
仕事をしながら自宅で資格を取得したい
朝から夜までフルタイムで仕事をしていると、通学制のヨガインストラクター養成講座に通うのは難しいでしょう。土日など休みの日を利用して通えますが、週末は講座の受講でほぼ潰れます。平日の夜間も上手く活用したいなら、自宅で学ぶ方法がおすすめです。
子育てしながら空き時間に勉強がしたい
小さな子どもを抱えながら勉強すると、まとまった時間が取れません。子どもが昼寝をしている間、夜寝てから勉強をしたい方は、自宅での勉強が向いているでしょう。通信制なら自分のペースで勉強が可能で、卒業もゆっくりペースのものが多いようです。
先生になるかわからないけど資格を取ってみたい
ヨガインストラクターの資格取得を目指す人の中には、先生になるか具体的に決まっていない方もいます。通信講座でヨガの基礎知識を学んでから、講師になるか決めればいいでしょう。ある程度ヨガに触れてみて「もっと学びたい」「生徒さんに教えたい」と考えるなら、新たな一歩を進めばいいだけです。
安価にヨガインストラクターの資格を取りたい
通学制のヨガインストラクター養成講座は、10~60万円かかります。費用をあまりかけられない方は、通信制が向いているでしょう。安価な通信講座なら3万円前後からあります。お金をかけずヨガの基礎知識を習得したい方に、通信講座がおすすめです。
自宅で資格取得におすすめ通信講座5選
自宅でヨガインストラクターの資格取得を目指すなら、5つの通信講座を比較してみてください。それぞれの価格、学ぶ期間、取得できる資格で比べましょう。
6つの資格が取れるキャリアカレッジ
さまざまな通信講座を提供するキャリアカレッジから、6つの資格取得が目指せるヨガインストラクター養成講座があります。ヨガの基礎から、119つのポーズまで学べる講座です。1つの講座で、リラックス・シニア・マタニティと幅広い分野も学べます。
取得できる資格は、JADP認定の6つの資格です。ヨガインストラクター・コアヨガインストラクター・リラックスヨガインストラクター・マタニティヨガインストラクター・キッズヨガインストラクター・シニアヨガインストラクターの資格取得が目指せます。
受験は在宅OKのため、勉強から資格取得まで自宅でできます。開業に関するプログラムや、有料のスクーリング制度でスキルアップも可能です。
団体名 | キャリアカレッジ |
講座名 | ヨガインストラクター養成講座 |
期間 | 2ヶ月 |
資格 | 一般財団法人日本能力開発推進協会認定6資格 |
金額 | 56,000円 |
安さで選ぶならRHKトータルアカデミー
とにかく安くヨガインストラクター資格が取得したいなら、RHKトータルアカデミーの資格がおすすめです。低価格でも10年以上ヨガを学んできた団体の通信講座で、難しすぎず現場で活かせる内容となっています。
取得できる資格は、一般社団法人SBG公認の認定証です。資格試験料はかかりません。教材はDVDとテキスト付きで、映像を見ながら学べます。資格を取得すると、自宅でのヨガスクール開講などの道があります。
一般社団法人SBGは、美容師・保育士・教員資格者などが所属する団体です。幅広い美容や健康の通信講座も格安で提供されています。ヨガ以外にもスキルアップ講座を受講できます。
団体名 | RHKトータルアカデミー |
講座名 | ヨガ アドバンスインストラクター通信講座 |
期間 | 2~3ヶ月 |
資格 | SBGR協会公認ディプロマ |
金額 | 29,900円 |
ピラティスも学べるユーキャン
通信講座としても知名度のあるユーキャンからは、ピラティスとヨガの2つが学べる通信講座があります。初心者でもヨガとピラティスが学べるよう、わかりやすい映像とテキストで学んでいきます。
講座は1日15分、週に1~2回で学べる内容です。添削はなしで、6ヶ月のゆっくり期間で学ぶことができます。ヨガマットも付いてくるため、ヨガがはじめての方でも安心です。
資格取得制度はないため、自宅で手軽にヨガを学びたい方におすすめです。ヨガはインターナショナルヨガ主宰の講師、ピラティスはIYC公認講師として活躍する先生が担当しています。
団体名 | ユーキャン |
講座名 | はじめてのヨガ&ピラティス講座 |
期間 | 6ヶ月 |
資格 | なし |
金額 | 29,000円 |
RYT200取得前に学べるFIRSTSHIP(ファーストシップ)
ファーストシップは、ヨガスクールやRYT200講座などを開くヨガスタジオです。通信制スクールもありますが、自宅で学びたい方向けの通信講座も利用できます。1日15分の勉強で、ヨガの基礎・アーユルヴェーダ・哲学・機能解剖学も学べる内容です。
講座を修了すると、ファーストシップ認定修了証がもらえます。通信講座は、ファーストシップの通学でRYT200の講座に充当が可能です。通学でRYT200を学びたい方のファーストテップとすることができます。
さらにファーストシップでRYT200を受講すると、2万円引きで受けられます。7時間分が免除となるため、自宅で学びながらRYT200取得も一緒に目指す方におすすめです。
団体名 | FIRSTSHIP |
講座名 | ヨガインストラクター通信養成講座 |
期間 | 1~3ヶ月 |
資格 | FIRSTSHIP修了証 |
金額 | 27,593円 |
WEBで学べるformie(フォーミー)
勉強も試験もWEBで受けられる通信講座です。講座で学ぶのは、ヨガの基礎知識、ポーズ、呼吸法などです。動画で学びながら、正しいヨガを実践できるよう学んでいきます。就職や独立開業へのサポートもあります。
動画はスマホでの視聴も可能で、隙間時間を利用して学べます。通学時間や、家事や子育ての合間でも学びやすいでしょう。1日5分ずつの勉強で無理なくヨガを習得できます。
取得できる資格は、一般社団法人 日本能力教育促進協会認定の、ヨガインストラクションマスターです。履歴書や名刺にも書ける資格です。
団体名 | formie |
講座名 | ヨガインストラクター資格取得講座 |
期間 | 1ヶ月 |
資格 | ヨガインストラクションマスター |
金額 | 35,000円 |
さらにスキルアップにおすすめの資格
自宅である程度のヨガの知識を習得してから、さらにスキルアップしたいなら、次に紹介する資格取得も目指してみましょう。通学で学ぶものや、在宅受験が可能な資格まであります。
ヨガライフセラピスト
ヨガライフセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会が発行する資格です。ヨガの基礎となる、ヨーガスートラやアシュターンガなどを学んでいきます。誰でも受験が可能で、在宅受験が可能です。受験料として10,000円かかります。脳波をα波にしてリラックス作用を高める指導をしたい方におすすめの資格です。
ヨガインストラクターjp
日本インストラクター技術協会(JIA)が提供する資格です。ヨガの基礎知識を身につけている方が、資格取得を目指せます。30以上のポーズを理解し、体の悩みに合ったアドバイスができることが受験の目安です。在宅試験が可能で、受験料は10,000円です。
全米ヨガアライアンス
アメリカの団体が提供する民間資格で、RYT200は200時間の講習を受ける必要があります。1ヶ月の短期で資格取得を目指す方法や、1年くらいかけてゆっくり学ぶ講座もあります。講座費用は40~60万円と高額ですが、世界に通じる資格を目指す方におすすめです。さらなるスキルアップを目指し、全米ヨガアライアンス認定インストラクターとしても活躍できます。
AJYAヨガインストラクター
3級~1級の資格取得を目指していきます。3級は教室で指導ができ、2級は団体の認定校を開くことができます。団体での独立開業を目指す方におすすめの資格です。費用は10,000円~30,000円で、認定料や年会費が別途かかります。
資格取得を目指す人が知っておきたいこと
自宅でヨガインストラクター資格取得を目指すなら、次に紹介することも知っておきましょう。試験の難易度から、働き方まで紹介します。
ヨガインストラクター資格の難易度は低め
ヨガインストラクターの資格は、どれも民間の資格です。ほとんどの資格の難易度は低めです。世界でも知名度が高いRYT200も認定講座を消化していけば、資格が取れるようにプログラムが組まれています。RYT500ともなると500時間の講習が必要で、日本で取得している人の数は少ないです。
200~400万円の年収が目安
ヨガインストラクターの年収は、200~400万円程度です。都市部で初任給の場合は、月給17~18万円もらえます。フリーランスの場合は1時間のレッスン3,000~5,000円が目安です。収入を上げたいなら、生徒さんから人気が出る努力をしなければなりません。将来的に独立開業をして、高収入を目指す方法もあります。
経験を積むためバイトや副業からはじめよう
自宅で学べる通信教育が提供する資格は、取得後すぐに仕事に結びつくとは限りません。知名度の低い資格だと、就職活動で参考にされない可能性があります。通信教育のよさは安価で手軽に学べることです。スキルや経験を磨きたいなら、バイトや副業からでもいいので現場で働きましょう。
まとめ
自宅でヨガインストラクターの資格を取りたい方は、通信講座を比較してください。どの通信講座も、ヨガの基礎を学ぶのにはピッタリです。本格的にヨガを学びたい方や、就職に通用する資格を取得したいならRYT200の取得も考えてみましょう。まずは通信講座で基礎を学び、働きながらRYT200取得を目指すのもおすすめです。