ヨガ留学はどの国がおすすめ？
留学は短期間で資格取得を目指す講座もあるためおすすめです。しかし海外でヨガのRYT200を取得するとなると、費用や語学など不安なことも多いでしょう。留学先も多数の地域があるため、国ごとの特徴をまとめてみました。
日本人率100％のハワイ
日本人の渡航先として人気NO1なのが、ハワイです。ハワイでヨガインストラクター養成講座を受ける人の100％が日本人だともいわれています。日本語も通じる場所があり、治安もよく、海のリゾート気分が味わえます。
国別で比較すると費用は高めです。講座を開いているのは日本の企業が多く、日本人のサポートが得られます。ハワイなら英語がわからなくても問題なく、語学に自信がない方が、リゾート感覚で資格取得を目指す場合におすすめです。
| 国 | ハワイ |
| 渡航費 | 7～10万円 |
| 講座費用 | 45～60万円 |
| 日本人割合 | 100％ |
| 治安 | よい |
| おすすめする人 | 語学に自信がない方 ビーチでヨガをしたい 観光も楽しみたい |
伝統的なヨガが学べるインド
ヨガはインド発祥のため、伝統的なヨガを学びたい方にインドがおすすめです。基本的なヨガを学び、さらなるスキルアップを目指す方も訪れています。とくに人気がある地域は、ヨガ発祥の地だといわれる「リシケシュ」、アーユルヴェーダ発祥といわれる「ケララ」です。
インドは渡航費用や講座費用も安く、費用を抑えたい方にも人気があります。講師はインド人が多く、現地のスクールに通うなら語学の習得が必要です。中には日本語向け講座もあるので、現地の言葉を話せなくても受講できます。
| 国 | インド |
| 渡航費 | 4～9万円 |
| 講座費用 | 25～85万円 |
| 日本人割合 | 5％ |
| 治安 | よい |
| おすすめする人 | 伝統的なヨガを学びたい アーユルヴェーダを学びたい 費用を抑えたい |
費用が抑えられるバリ
バリは東南アジアの美しい自然が魅力の国で、観光でも人気があります。渡航費が手ごろなため、海外で安くヨガを学びたい方にもおすすめです。リゾート感あふれる雰囲気や、スパイスの効いたエスニック料理も魅力です。
バリでヨガを習うことが多いのが、ウブドです。伝統的な王宮や寺院などの歴史にも触れられます。日本の企業がバリでヨガインストラクター養成講座を開いているところもあるため、日本語対応も可能です。
| 国 | バリ |
| 渡航費 | 3～8万円 |
| 講座費用 | 30～45万円 |
| 日本人割合 | 5％ |
| 治安 | よい |
| おすすめする人 | 渡航費を安くしたい 自然豊かな場所がいい 日本語対応がいい |
短期コースが多いオーストラリア
オーストラリアは自然が豊かな環境でヨガを学べます。渡航費用や講座費用はやや高めです。その代わり短期でRYT200が取得できるスクールが多くなっています。
語学は英語が必要で、日本語対応は少なめです。語学とヨガインストラクター資格の取得を同時に目指す方におすすめします。またオーストラリアはマリンスポーツも楽しめます。
| 国 | オーストラリア |
| 渡航費 | 4～9万円 |
| 講座費用 | 45～70万円 |
| 日本人割合 | 5％ |
| 治安 | よい |
| おすすめする人 | 英語も学びたい 自然が豊かな場所がいい サーフィンも楽しみたい |
国別おすすめヨガインストラクター養成講座7選
それぞれの国の魅力を理解したら、好みの国で受けられるヨガインストラクター養成講座をチェックしてみましょう。日本企業や団体が提供する講座を中心に、海外の短期集中プランをまとめてみました。
ハワイ
YMCメディカルトレーナーズスクール
卒業生業界NO1のスクールで、資格取得100％の保証があります。ハワイでは、ビーチヨガ・SUPヨガ・フルムーンヨガなどが体験できます。日本語対応の現地インストラクター担当のため、英語ができなくても心配がありません。
| 団体名 | YMCハワイ校 |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | 594,000円 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 4週間 |
ヨガアロハ・アカデミー
ハワイのビーチでヨガの講習が受けられるスクールです。スクールがあるのはワイキキの中心部で、通いやすい場所にあります。日本人講師によるトレーニングで、英語が話せない方にもおすすめです。費用はドルでの支払いで、ハワイ州税が加算されます。
| 団体名 | ヨガアロハ・アカデミー |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | ＄4,500 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 24日間 |
インド
FIRST SHIP（ファーストシップ）
創業30年以上、留学者10,000以上の実績があるヨガスクールです。資格取得100％で、確実に資格取得を目指す方におすすめします。費用は、受講料・通訳代・テキスト代・宿泊費・食費・空港送迎費用込みです。旅行会社と提携し費用を抑えています。渡航先はケララで、リゾートの雰囲気があります。
| 団体名 | FIRST SHIP（ファーストシップ） |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | 850,000円 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 22日間 |
Livewell Institute
日本や海外など幅広いRYT200取得講座を開いているスクールです。インドでのプランは、16日間の短期コースが魅力です。講座を対応するのは日本講師で、英語を話せなくても学べます。ほかにもバリ、ハワイなどのプランも用意されています。
| 団体名 | Livewell Institute |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | 522,550円 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 16日間 |
バリ
道ヨガスタジオ
バリで10日間のRYT200講座があります。講座費用は298,000円で、最安値です。費用には、宿泊費・食事・通訳・教材費もすべて含んでいます。前後2泊まで無料宿泊ができるため、観光と一緒に楽しむのもおすすめです。
| 団体名 | 道ヨガスタジオ |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | 298,000円 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 10日間 |
IYC
20年以上の歴史を持つヨガスクールで、日本でヨガ第一人者ケン・ハラクマ主宰です。バリの養成講座でも、ケン先生から指導してもらえます。講座は8泊10日間の短期集中型です。バリ島のウブドでヨガを学べます。
| 団体名 | IYC |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 込 |
| 講座費用 | 144,000円～ |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 10日間 |
オーストラリア
バイロンヨガセンター
オーストラリアで最も古いヨガスクールです。日本語対応もされているため、英語がわからない方でもヨガの資格が取得できます。RYT200講座は2週間のプログラムで、コース費・宿泊費・食費込みです。
| 団体名 | バイロンヨガセンター |
| 資格 | RYT200 |
| 渡航費 | 別途必要 |
| 講座費用 | $4,800 |
| 日本語対応 | 〇 |
| 期間 | 2週間 |
ヨガ留学の前に確認したいこと
海外でヨガインストラクターの資格を取得するなら、事前に確認したいことがあります。渡航前にチェックしておきましょう。
基礎知識を学んでおくこと
海外での講座の多くは短期間でヨガを学びます。短い期間ですべてを学ぶことは難しいため、事前に基礎知識だけでも勉強しておきましょう。ヨガの用語やポーズ、ヨガの哲学の本を読んでおくのがおすすめです。
ヨガリトリートで雰囲気をつかむのもおすすめ
ヨガリトリート（合宿）とは、海外で旅行者向けに開かれているヨガプログラムのことです。短期間でヨガを体験できるプランがあります。いきなり長期にわたり海外に行くのが不安な方は、短い期間から試してみてください。
宿泊先の環境はチェックしておこう
日本企業や団体が提供するヨガ講座なら安心だと思いますが、海外のプログラムに申し込む場合は、宿泊施設をチェックしてみてください。申し込んでみると公式サイトにある宿泊施設ではなく、簡素な場合もあるようです。安心して宿泊するためにも、複数の写真掲載があるプログラムがおすすめです。
卒業後も通えるか？サポートがあるか？
海外にあるスクールだと、RYT200取得後のサポートが受けにくいです。卒業後に通いやすいのは、日本にあるスクールでしょう。練習を続けながらスキルアップしたい方は、卒業後のサポートでも比較してください。
海外のヨガインストラクター養成講座を受けるメリット・デメリット
最後に、海外でヨガインストラクター養成講座を受けるメリット・デメリットを紹介します。国内の講座を受けるべきか迷った方はチェックしてみてください。
メリット
海外では日常生活から離れた環境でヨガが学べます。ヨガ漬けの生活となるため、学びも深いでしょう。プログラムによっては観光も楽しめるプランがあります。短期でRYT200が取得できるメリットや、食から生活を変えられるメリットもあります。短い期間の学びなら、モチベーションが高いまま勉強できるでしょう。
デメリット
短期集中型が多く、事前に勉強が必要です。費用が高額になりやすく、渡航費や観光費用なども考慮しなければなりません。プログラムの進行が速く、スピードについていけない人は置いていかれます。講座によっては1ヶ月間仕事を休まなければならない場合があります。リゾート地は魅力ですが、虫が苦手な方にとってはデメリットです。
まとめ
海外でヨガインストラクターの資格を取得する場合、ハワイを選ぶケースが多いようです。ハワイは日本の感覚で渡航ができて、治安もよくショッピングや観光も楽しめます。リゾート地の観光も楽しみたいなら、ハワイがおすすめです。また学びを深められるインド、価格が抑えられるバリも人気があります。人と違った渡航先なら、オーストラリアも比較してみましょう。
