ヨガインストラクター資格は安い講座でいい?
ヨガインストラクター資格を安く済ませたいと考えている方は、「本当に安くていいのか?」を考えなければなりません。資格を取る目的が趣味や自分のためなら問題はないですが、資格を就職に結び付けたいなら注意が必要です。
通信講座では認定がもらえないことも
ヨガインストラクター向けの通信講座は、講座を提供する団体認定の資格がもらえるものが多いです。または特定の団体の認定資格が得られるものもありますが、認知度が高い資格かは注意して選んでください。
中には講座を修了しても、何も得られない商品もあります。講座の修了証もなければ、資格の取得もないタイプもあるため注意しましょう。頑張って通信講座でヨガインストラクターの知識を深めても、何も得られなければ意味がありません。
どんな資格が得られるか確認しよう
講座を受けるうえで大切なのが、どんな資格が取得できるか?です。ヨガインストラクターに公的な資格はなく、すべてが民間の資格ですが、就職に役立つ資格はあります。どの資格を得ていいのか迷ったら、次に紹介するおすすめ資格をチェックしましょう。
NPO法人 日本YOGA連盟
7日間で資格を取れる養成講座があります。講座の内容は、ヨガの基礎知識からポーズまでで、ヨガインストラクターとして指導する力が身につきます。
講座を学び修了証をもらうと、団体認定のインストラクター試験が受けられます。試験に合格すると、日本YOOGA連名による講師派遣などで指導が可能です。
団体名 | NPO法人 日本YOGA連盟 |
講座名 | 7日間インストラクター養成講座 |
期間 | 7日間 |
資格 | インストラクター資格の認定証 |
費用 | 113,520円 |
一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)
提供されている資格は、1級から3級までです。3級マスターを取得すると、AJYA認定スクールや教室でインストラクターとして指導ができます。2級になれば認定教室の独立開業プログラムが受けられ、1級は認定スクールの独立を目指すことが可能です。
団体名 | 一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA) |
講座名 | インストラクター養成講座 |
期間 | なし(36時間) |
資格 | 3級マスター |
費用 | 80,000円 |
社団法人日本ヨガインストラクター協会
初心者からプロになるための、2週間コースが設けられています。講座はJYIA独自プログラムで、少人数制で学びながらプロを目指します。資格を取るとJYIA認定教室として独立開業も可能です。3級から1級にスキルアップすることで、キッズヨガやシニアヨガも学べます。
団体名 | 社団法人日本ヨガインストラクター協会 |
講座名 | 短期集中2週間コース |
期間 | 2週間 |
資格 | 3級マスター+2級アドバンス |
費用 | 245,000円 |
全米ヨガアライアンス
1990年代にアメリカで設立された非営利団体です。質の高いインストラクターの養成を目的としており、世界50か国以上で認知されています。ヨガインストラクターの多くがRYT200取得を目指しているため、就職に役立つ資格を取得したい方におすすめです。
ただしスクールによっては「ヨガ歴6ヶ月以上」など受講基準を設けています。ヨガの知識がまったくない初心者から、RYT200取得を目指すのは難しいでしょう。まずは本を使い独学で学ぶか、通信教育や安価な通学制の講座で基礎を学ぶのがおすすめです。
団体名 | 全米ヨガアライアンス |
講座名 | RYT200資格取得コース |
期間 | 1ヶ月~1年 |
資格 | RYT200 |
費用 | 40~60万円 |
講座得選びの前に自分が目指すヨガを考えよう
ヨガインストラクター養成講座選びで迷ったら、自分がどんなインストラクターになりたいか考えてみましょう。インストラクターといっても、2種類あります。
基本的なヨガか?インド伝統ヨギーニか?
ヨガインストラクターといっても、2タイプに分かれます。ひとつは基本的なヨガポーズを教えられる人、もうひとつはインド伝統ヨギまたはヨギーニとなる人です。
ヨギとは「ヨガをする人」という意味で男女を含むのに対し、ヨギーニは女性を表します。インド発祥のヨガを哲学や思想からしっかり学びたい方は、知識を深める必要があります。ヨガをする初心者はそこまで求めていないため、最初は基本的なポーズを指導できるインストラクターを目指すといいでしょう。本格的にヨガを学びたくなってから、スキルアップしていけば大丈夫です。
どのようなペースで資格を取得するのか?
インストラクター養成講座も、1ヶ月以内の最短で資格が取れるものもあれば、1年以上かけてじっくり学ぶタイプもあります。早くヨガスタジオに立って指導者として活躍したい方は、長期間学ぶことはできません。
しかし短期間の養成講座の多くは、指導できる時間が短く、基礎の部分を自分で学ばなければなりません。スクールの進むスピードが速いため、基礎がないとついていけないでしょう。ヨガの基礎を何で身につけるか考えながら、長期スクールや短期講座を比較してください。
ヨガインストラクターの資格取得の種類について
ヨガインストラクターの資格取得は、通学制と通信制の2種類です。働きながら資格取得を目指す方は、通いやすさでも比較しましょう。
通学制で通いながら学ぶ
特定の資格を取得する場合は、認定校やスクールで学んでいきます。通学制のよさは、ポーズを目で見て覚えられること、直接指導してもらえることです。一緒に参加する生徒さんは資格取得を目指す方ばかりで、モチベーションアップもしやすいでしょう。
通学制の講座は、仕事をしながらでも通いやすいように平日コース、土日コースなどがあります。仕事がある方でも、土日にまとまった時間の講座を消化すれば、短期間で資格取得を目指せます。また数日間の短期講座では、合宿タイプで一気に学ぶタイプです。
通信制を利用しお家で学ぶ
通信教育なら、仕事を持つ方も、子育て中の方でも自分のペースで学べます。費用も通学制と比べてお手頃なため、お金をかけず資格を取りたい方におすすめです。資格は民間の資格や認定証で、RYT200向け講座はありません。
デメリットは、DVDや動画で学ぶため、ポーズの知識が身につきにくい点です。細かい体の使い方の指導がなく、正しくポーズがとれているか判断できません。また一人での学習となるため、モチベーションが続かず挫折する恐れもあります。
2万円台からのおすすめ通信講座
とにかく最初は安さに拘りたいと考えるなら、次に紹介する2万円からの通信講座を比較しましょう。どのような資格が取れるかもチェックポイントです。
2万円台のRHKトータルアカデミー
10年以上ヨガを学んできた経験を活かしたプログラムです。難しくすぎず、現場で役立つ内容となっています。講座で学ぶと、一般社団法人SBG公認の認定証がもらえます。DVDやテキストで学んでいくタイプです。資格は自宅サロンや教室で役立ちます。
団体名 | RHKトータルアカデミー |
講座名 | ヨガ アドバンス インストラクター通信講座 |
期間 | 1~3ヶ月 |
資格 | ヨガ アドバンス インストラクター(一般社団法人SBG公認) |
費用 | 29,900円 |
RYT200の基礎に役立つFIRSTSHIP
通学制のRYT200認定校で、お家で学べる通信講座も用意されています。講座は初心者からでも学べるプログラムで、ヨガの基礎・哲学・機能解剖学・アーユルヴェーダも学びます。講座を修了すると、通学制のRYT200を受ける際に7時間分が免除可能です。
団体名 | FIRSTSHIP |
講座名 | ヨガインストラクター通信養成講座 |
期間 | なし |
資格 | FIRSTSHIP通信講座修了証 |
費用 | 27,091円 |
すべてがWEBのformie
講座の受講も受験もWEBに対応する通信講座です。動画の視聴はスマホに対応しているため、仕事の隙間時間や子育てで忙しい方でも受講できます。最終テストもオンラインでの受験で、すぐに結果がわかるのが魅力です。
団体名 | formie |
講座名 | ヨガインストラクター資格取得講座 |
期間 | 1ヶ月 |
資格 | ヨガインストラクションマスター(一般社団法人 日本能力教育促進協会認定) |
費用 | 35,000円 |
有料のスクーリングありキャリキャレ
DVDによる映像やテキストを使って、ヨガを学ぶ通信講座です。学習中はスマホで何度でも無料で質問ができます。有料のスクーリング制度もあるため、通学でポーズの技術を高めたい方におすすめです。資格はJADP認定の6つの資格に対応しています。
団体名 | キャリアカレッジ |
講座名 | ヨガインストラクター養成講座 |
期間 | 2ヶ月 |
資格 | JADP認定6資格 |
費用 | 56,000円 |
最終目標は講座の費用を回収すること
最後に、ヨガインストラクター資格を目指すうえで重視したいことを紹介します。指導者として活躍していきたいなら、より実践的な内容であるか比較しましょう。
何人の人がヨガスタジオをオープンしたか?
ヨガインストラクターとして活躍するのを目標とするなら、ヨガスクールや通信講座で何名の人が実際に活躍しているか確認しましょう。卒業生が何人ヨガスタジオをオープンしたのか?何人の人がヨガインストラクターの仕事を続けているか?を調べてみてください。
数ヶ月で受講料を回収することを目指す
講座は安さで選ぶのではなく、最終的に仕事に結びつけ、講座代を回収しなければなりません。たとえ40万円の受講料がかかっても、すぐ就職できるのであれば、最短2ヶ月~3ヶ月で講座料は回収できるでしょう。ヨガインストラクターの初任給は17~18万円が目安で、数ヶ月働けば十分回収はできます。
自由に活動できる国際的な資格がおすすめ
団体が認定する資格は、その団体の教室やスクールでしか指導できません。限られた場所でしか指導ができないと、最終的に自分の首を絞める恐れがあります。幅広い面で活躍したいなら、国際的な資格であるRYT200がおすすめです。
まとめ
ヨガインストラクター資格を安さだけで選ぼうとすると、就職に活かせない資格しか得られない可能性があります。安い講座は基礎知識を学ぶにはいいため、あくまでもステップアップのひとつだと考えておきましょう。RYT200の取得はヨガ実績が必要なところが多く、最初は安い通信教育やスクールで学ぶのはおすすめです。