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短期で取得できるヨガインストラクター資格4選
1ヶ月~3ヶ月の期間でヨガインストラクターの資格を取得したいなら、次に紹介する4つの資格がおすすめです。資格の内容や費用、期間などで比較してみてください。
1ヶ月~3ヶ月で取得可能な全米ヨガアライアンスRYT200
世界的に有名なヨガインストラクターの資格を選ぶなら、全米ヨガアライアンスの資格を選びましょう。全米ヨガアライアンスは、世界各国に対応する米国にある非営利団体です。ヨガインストラクターの指標としても活用され、就職に役立つ資格を得たい方に人気があります。
全米ヨガアライアンスで取得できる資格は多数あります。
- RYT200
- RYT500
- RPYT
- RCYT
RYT200は全米ヨガアライアンスの中で最初に取得を目指します。200時間の講習を受ける必要があるため、じっくりヨガの知識を深めたい方におすすめです。200時間は1年以上かけて長期で受ける方法や、1ヶ月以内で短期集中にて受ける方法もあります。
RYT200は認定校によって、受講期間や費用が変わります。短期集中型なら1ヶ月以内、短期タイプなら1ヶ月~3ヶ月、長期は1年以上です。費用は40~60万円ぐらいかかります。日本でも知名度が高く、どの資格がいいか迷っているならRYT200がおすすめです。
団体名 | 全米ヨガアライアンス |
資格名 | RYT200 |
受講期間 | 1ヶ月~3ヶ月 |
講習時間 | 200時間 |
費用 | 40~60万円 |
日本YOGA連盟の7日間インストラクター養成講座
1ヶ月間も期間が取れない方は、日本YOGA連名が提供する、7日間インストラクター養成講座がおすすめです。7日間でヨガの理論から、ポーズまで習得できます。教室でのレッスン指導まで学べるため、短期間でヨガインストラクターの知識が得られます。
資格取得は、7日間の講習を受けたら、試験を受験します。試験に合格すると日本YOGA連名のインストラクターに認定され、講師派遣や地域貢献活動などへの参加が可能です。講習が受けられるのは主要都市で、全国各地で臨時開催されています。
団体から講師派遣の依頼があった場合は、講師として参加できます。派遣は給料も出るため、団体が提供するヨガに興味がある方におすすめです。資格取得後は、勉強会や研修会に参加もできます。インストラクターとして活躍したい方は、別途就職活動にも役立てられます。
団体名 | 日本YOGA連名 |
資格名 | 7日間インストラクター養成講座の修了証 |
受講期間 | 7日間 |
講習時間 | 42時間程度 |
費用 | 113,520円 |
最短2週間の社団法人日本ヨガインストラクター協会の資格
一般社団日本ヨガインストラクター協会(JYIA)では、独自のカリキュラムを利用し、最短2週間で資格取得ができます。初心者でもヨガの基礎知識から、解剖学、瞑想など幅広い分野まで習得が可能です。取得できる資格は3種類あります。
- 3級 マスター
- 2級 アドバンス
- 1級 シニア
短期集中コースなら、2級のアドバンスまで取得ができます。初心者の方は3級からはじめて、アーサナを解剖学的に学べる2級にもチャレンジしましょう。アシストやアジャスト方法の学びも2級が対象です。
JYIA認定校は全国各地にあるため、47都道府県での受講が可能です。平均6名の少人数制で、初心者からでもわかりやすいプログラムです。資格取得者は、正社員やフリーインストラクターとしての活躍方法もあります。
団体名 | 一般社団法人日本ヨガインストラクター協会 |
資格名 | 3級 マスターコース |
受講期間 | 2週間 |
講習時間 | 38.5時間 |
費用 | 245,000円 |
3日間集中のヨガシャクティNLPスクール
数日間でヨガインストラクターの資格取得を目指したいなら、ヨガシャクティNLPスクール提供の資格がおすすめです。ヨガシャクティNLPスクールは、タレントのMEGUMIさんの専属講師を務める方が指導するスクールです。3日間の講座を受講すると、アーサナ・理論・哲学・呼吸法・瞑想などが学べます。
取得できる資格は、ヨガシャクティ認定ハッピーヨガインストラクターです。コースを100%受講することで、必ず得られる資格です。資格名は就職活動や名刺にも書けます。10名の少人数制で、初心者にもおすすめです。
さらにじっくりヨガの知識を学びたい方向けの、11日間ヨガインストラクター独立開業コースもあります。1つの講座で、ヨガインストラクター・心理カウンセラー・NLPの3つの資格取得が可能です。
団体名 | ヨガシャクティNLPスクール |
資格名 | ヨガシャクティ認定ハッピーヨガインストラクター |
受講期間 | 3日間 |
講習時間 | 記載なし |
費用 | 230,000円 |
RYT200を短期集中で取得するコツ
どの資格取得にするか迷ったら、世界的にも知名度の高いRYT200がおすすめです。スクールによっては資格取得まで1年以上かかるため、短期取得を目指す方は、次のような点に注意して選んでください。
合宿を利用し短期集中で学ぶ
1ヶ月以内のRYT200取得講座では、合宿タイプが多いです。合宿タイプは、沖縄などの宿泊施設に泊まり、短期間で200時間をこなしていきます。朝から夜までじっくり講習が受けられて、最短で18日でRYT200が取得できるタイプもあります。
沖縄にあるスクールなら、自然豊かな環境でリラックスしながら受講できます。人工的なものに囲まれない環境なら、よりヨガの学びが深まるでしょう。宿泊施設では、食事の提供もあります。費用は沖縄までの旅費と、受講料で考慮してください。
土日を利用しそれぞれ終日スクールに充てる
宿泊して短期間で習得することが難しい方は、近くのスクールに通う方法を選択しましょう。通学制のスクールでも、最短1ヶ月でRYT200が習得できるところがあります。土日に講座が開かれていれば、平日に仕事がある方でも通えます。
スクールに通いながら短期間でRYT200を取得する場合は、毎週土日を利用し、朝9時~夕方18時くらいまで講座を受けるところが多いようです。土日の終日を講座にあてれば、18回のコースでもRYT200が取得できます。
平日に仕事の休みを取って終日通う
通学制のRYT200講座では、平日限定のコースもあります。週末コースと同様に、朝から夜まで講座を受講する必要があります。平日の短期集中プランといっても毎日通うわけではありません。週に1~2回程度なら、主婦の方で時間を見つけながら通う場合や、仕事の休みを取りながら通いたい方にも対応できます。
短期間でヨガインストラクターの資格を取るメリット
短期間でヨガインストラクターの資格を取得すると、さまざまなメリットがあります。短期講座と長期講座どちらがいいか迷ったら、短期のメリットを確認しましょう。
時間がない人に向いている
短期講座は最短で数日、長くても3ヶ月で資格が取得できます。仕事を続けながら資格取得を目指す方は、まとまった時間が取れません。また年齢的に早くヨガインストラクターになりたい方も、資格取得を急がなければならない場合があるでしょう。
たとえばRYT200なら200時間の講習が必要です。平日の夜に1時間しか講習を受けられなかったら、週に5時間程度しかこなせません。1時間ごとで200時間を消化するには、何年もかかってしまうでしょう。その点短期講座なら、1日に6~7時間一気に消化します。早く資格が取れれば、次の就職活動もスムーズです。
毎日成長を感じられる
短期のヨガインストラクター講座は、短い期間で一気に学びます。時間をあけず次々知識を取り入れていくため、成長も感じやすいでしょう。短い期間なら得た知識を忘れることがなく、次のステップに結び付けられます。どんどん知識を吸収する自分を実感できれば、モチベーションアップもしやすいです。
飽き性な方でも続けやすい
飽き性な方にとって、1年も2年もスクールに通うのは難しいかもしれません。すべての講座を消化するのに長期間かかってしまうと、途中で飽きて投げ出す恐れがあります。モチベーションが高いうちに短期間で習得する方法なら、飽きる暇がありません。
ヨガインストラクターを目指す人が知っておきたいこと
これからヨガインストラクターを目指す方は、次に紹介する要素も理解しておいてください。ヨガインストラクターになるために必要なことも知っておきましょう。
ヨガインストラクターを目指す人の多くが初心者
ヨガインストラクターを目指すのに年齢制限や性別は関係がなく、多くの方が初心者です。初心者といってもヨガにまったく触れたことがない人というより、自分でヨガを体験して魅力を実感した人というべきでしょう。初心者とは指導歴のことです。ヨガ自体を体験したことがない方は、無料講習やお試しのヨガスクールの体験からはじめてみてください。
ヨガインストラクターの講座では、指導方法も学ぶため初心者でも心配しなくて大丈夫です。ポーズの種類を覚えるだけでなく、安全にポーズをとるための指導方法も学びます。ヨガインストラクターは本人がポーズをとれるかではなく、初心者にもわかりやすく正しく指導できる要素が求められています。
費用は10万円~60万円程度を想定しておくこと
ヨガインストラクターの資格取得講座は、10~60万円の費用がかかります。RYT200だと40~60万円が平均費用です。知名度の高い資格を取得する場合は、それなりに費用がかかると思っておいてください。
資格取得はあくまでも目安のひとつ
ヨガインストラクターの資格は、あくまでもヨガの知識を習得した証です。資格を持っているだけで就職に有利になることはありません。資格取得はスタートに過ぎず、接客方法からヨガのレベルアップなど、就職してからも学び続ける必要があります。ヨガが好き、ヨガのよさを伝えたいという思いが大切です。
まとめ
すぐにでも資格を取得してヨガインストラクターを目指すなら、短期集中講座を選びましょう。資格の種類によっては数日間~数週間で資格が得られるものもあります。代表的な資格でいえばRYT200のため、最低でも1ヶ月はかかるでしょう。短期間で資格が取れれば、次のステップにも進みやすく、早く就職したい方におすすめです。